惨敗試合でも存在感 レスター岡崎は国内リーグも活躍期待

公開日: 更新日:

 日本代表FW岡崎慎司(30)が所属する英プレミアリーグ・レスターは8日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)でポルト(ポルトガル)と対戦(午前4時45分キックオフ)。グループリーグG組首位を確定して決勝トーナメント進出を決めているレスターは、エースFWバーディーら主力選手を温存。序盤から“勝てば自力で2位通過”のポルトに攻め込まれ、前半終了時で0─3のワンサイドゲームとなった。

 そんな中、ひとり気を吐いたのが岡崎である。2トップのひとり、右サイド、トップ下とポジションを変えながら攻守に奮闘。60分、中盤で相手ボールを奪って左に展開すると相手ゴール前に猛然とダッシュし、クロスに反応して強烈ヘディングシュート。

 終了間際にはペナルティーエリア内でゴールに背を向けた状態で胸トラップ。鋭い反転からボレーシュートを試みたり、ボール支配率ポルト65%・レスター35%、シュート数ポルト18本(枠内8本)・レスター7本(0本)、パス成功数549本(成功率85%)・レスター216本(67%)と圧倒的不利な状況でも一線級の実力をアピールした。

 昨季国内リーグを制したが、今季は16位と低迷しているレスター。国内メディアは「控え扱いのオカザキをスタメンで起用すべし」の大合唱だ。

 大惨敗試合でも存在感を示した岡崎。今後はリーグ戦でも主力組として起用され、ゴール量産が期待できるだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋