今季プレミア初ゴール レスター岡崎“突如復活”の裏側

公開日: 更新日:

 英国プレミアリーグ王者のレスターは今季、開幕から不振続きで中位以下に低迷。昨季優勝の立役者だった日本代表FW岡崎慎司(30)は、9月に移籍金約40億円で加入したアルジェリア代表FWスリマニにポジションを奪われ、ベンチウオーマーに成り下がったが、前節クリスタル・パレス戦で今季初ゴールを決め、悪い流れを断ち切った。

 5試合ぶりに先発した岡崎は序盤から獅子奮迅の働きを見せ、1─0で迎えた後半18分には右足ダイレクトで振り抜き、ゴール左にズドン! 地元メディアは「オカザキがいるとすべてが変わる」と大絶賛し、見事に復権を果たしたのである。

 その岡崎はレスターで出番を失うどころか、日本代表でもポジションが危うくなっていた。ロシアW杯最終予選10月シリーズの初戦イラク戦(埼スタ)で1トップとして先発しながらミスを連発。後半途中にFW浅野拓磨(21)と交代させられてしまった。

 イラク戦の4日後に敵地で行われたオーストラリア戦では、定位置の1トップの座をMF本田圭佑(30)に奪われ、90分間ベンチを温めてしまった。所属クラブでも代表でも、居場所がなくなりつつある時の今季初の起死回生ゴールだった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動