7敗目で大関陥落“徳俵” 琴奨菊「がぶり寄り」頼みの限界

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■10キロ減量も時すでに遅し

 ある親方は「去年初場所の初優勝で歯車が狂った」と、こう話す。

「あれはほとんどマグレのようなものだったが、婚約者との結婚も重なり、すっかり浮かれてしまったんでしょう。稽古もロクにせず、メディア出演や全国各地のイベント出席、お座敷に明け暮れた。本人は『ファンに応援されて気力をもらった』だの『オフとオンのメリハリも大事』だのとうそぶいていたが、力士は稽古こそ仕事です。本場所はあくまで稽古の成果を試す、テストのようなものでしかない。それすらも琴奨菊は忘れてしまったのか。ただでさえ、32歳と肉体的には下り坂。稽古をおろそかにしたのだから、ケガをするのも当然です」

 本人も反省したのか、昨年11月場所前は10キロ近く減量。さまざまなアプローチを試みるも、時すでに遅し、だ。力士としてのピークはとっくに過ぎている。

 初優勝後の怠慢で、「一芸」すら失った琴奨菊。相撲をナメた代償は大きかった。

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