稀勢の里は月給282万円だが…横綱の“実入り”はこんなに

公開日: 更新日:

 イベント出席などで懐に入る“お車代”も、大関と横綱とでは段違い。

「あるパーティーの主催者が、若貴兄弟を呼んだ時の話です。大関時代の2人を招待した際は、1人50万円ずつを包んだという。しかし、横綱昇進後は100万円ずつになった。これは先方から要請があったわけではなく、『横綱と大関では格が違うから……』と、主催者が配慮したからだと聞いています」(前出の中澤氏)

 ちなみに、横綱は引退する時に「養老金」として1500万円をもらえる。これに加えて、「勤続加算金」というものもある。これは十両以上の関取から発生する資格で、引退までに務めた地位と場所に応じて支払われる。

 稀勢の里の場合、これらを計算すると幕下時代を除いた1月場所までの76場所で2235万円。仮に来場所で引退したとしても、退職時には養老金1500万円とは別に、勤続加算金2285万円が支給されるのだ。親方になれば定年(65歳)まで、最低約1200万円もの年収が約束されている。白鵬のようにCMに出なくても、横綱稀勢の里だって、2億円ぐらいは毎年懐に入るはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑