東京マラソン“台風の目”に 青学・下田に実業団は戦々恐々

公開日: 更新日:

 昨年以上の記録は間違いないだろう。

 重友梨佐(29)が、5年ぶり2度目の優勝を果たした大阪国際女子マラソンの記録(2時間24分22秒)は期待外れに終わったが、2月(26日)の東京マラソンはいろいろな意味で注目されている。

 11回目を迎える今年はコース変更によりゴールが東京ビッグサイト(江東区有明)から、東京駅前の行幸通りになった。皇居前に約3万5000人を超えるランナーが集うことから、警視庁は29日、ゴール地点となる行幸通りで「テロ対処訓練」を実施した。

 コース変更によって、これまで以上に警備が難しくなる一方で、昨年まで選手を苦しめた35キロすぎの心臓破りの坂(佃大橋)が消え、さらに高速コースとなった。

 今年は世界歴代4位の記録(2時間3分13秒)を持つキプサング(34=ケニア)が参戦。大会記録(2時間5分42秒)更新の可能性も十分にあるが、実業団にとって気になるのはテロやケニア選手ではなく学生ではないか。

■昨年は2位、3位に青学ランナー

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  2. 2

    “芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ

  3. 3

    渡辺謙63歳で「ケイダッシュ」退社→独り立ちの背景と21歳年下女性との再々婚

  4. 4

    参政党は言行一致の政党だった!「多夫多妻」の提唱通り、党内は不倫やら略奪婚が花盛り

  5. 5

    悠仁さま「友人とガスト」でリア充の一方…警備の心配とお妃候補との出会いへのプレッシャー

  1. 6

    伊東市長「続投表明」で大炎上!そして学歴詐称疑惑は「カイロ大卒」の小池都知事にも“飛び火”

  2. 7

    大阪万博は鉄道もバスも激混みでウンザリ…会場の夢洲から安治川口駅まで、8キロを歩いてみた

  3. 8

    早場米シーズン到来、例年にない高値…では今年のコメ相場はどうなる?

  4. 9

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  5. 10

    米価高騰「流通悪玉論」は真っ赤なウソだった! コメ不足を招いた農水省“見込み違い”の大罪