村田HCが酷なノルマ…巨人・岡本に“大田の二の舞い”危機

公開日: 更新日:

 本紙の直撃に村田ヘッドコーチは、「だって三塁には(村田)修一がいて、そこにマギーも入ってきた。正直なところ、(岡本は)三塁だけじゃ厳しいやんか。選択肢を増やしていかんとな」と言った。

 コンバートは岡本のため、というのだが、FAで大枚をはたいて日本ハムから獲得した陽岱鋼(30)が加わった外野も人材は飽和状態だ。岡本が追いやられた左翼にも、昨季の開幕4番で24本塁打を放った助っ人、ギャレット(35)がいる。

 村田ヘッドコーチが続ける。

「外野の守備はまだまだやけど、岡本は打たなあかん立場。もちろん試合に出るレベルというのはあるよ。だから守備練習をやっているわけやからな。レギュラー獲得のノルマは3割、30本? シーズンではそうやな。ただ、その前にオープン戦で打率3割、ホームラン5本がノルマになるやろうな。きついけど、それくらい打たんと。現段階で打撃の変化? 今のところ分からん。せっかくプエルトリコまで行って(ウインターリーグで)武者修行してきたんやから、成果を見せて欲しわな。ま、いくらフリー打撃で打っても仕方ない。これから始まる実戦でどれだけ打てるかが大事。(坂本)勇人が出てきた時のように、(首脳陣に)使いたいと思わせることが大事なんやから」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が“本塁打王を捨てた”本当の理由...トップに2本差でも欠場のまさか

  4. 9

    “条件”以上にFA選手の心を動かす日本ハムの「圧倒的プレゼン力」 福谷浩司を獲得で3年連続FA補強成功

  5. 10

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?