侍J抑え候補 ヤクルト秋吉を悩ますWBC球「7グラム」の壁

公開日: 更新日:

「1人2ダース支給されて、また新しく3ダース球団からもらいました。でも、今はあまり使いすぎないようにしようと思って。あんまり早くからペースを上げて飛ばしすぎても息切れしちゃうから。でも、実際のゲームで使うと湿気とか土とかが付いて重くなったりするので、そういう感覚を確かめたいというのはあります。だって、NPB球より7グラムくらい重いんですよ。それを投げるって相当な負担がかかる。WBC球を投げた後にNPB球を投げると、スーパーボールを掴んだみたいに小さく感じて、ものすごく投げやすい感覚になります」

――キャッチボールやブルペンだけでは分からないことも多い?

「ブルペンと実戦形式では全然違うので、なるべく早く実戦でいろいろ試したいですね。バッターボックスに人がいるだけでスライダーの曲がり方も、きっと微妙に変わってくるだろうし、今でも腕の張りとか疲れの残り方も変わったので、そのへんを詳しく把握したい」

――WBCのために練習メニューを変えたり、特別な調整をしている?


「全然。常にMAXでやらされるからツライ。もうちょっと量とかペースとか落としてくれてもいいのに(笑い)」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか

  2. 7

    メジャー今オフにも「二刀流ルール」撤廃の可能性…ドジャース&大谷翔平に他球団のやっかみ集中

  3. 8

    “児童ポルノ”で衝撃逮捕!日本サッカー協会・影山技術委員長の素性…「精神的な負担を抱えていた」の声も

  4. 9

    奈良の鹿愛護会が語った現場のリアル…「シカさんをいじめるな!」の裏に横たわっている大問題

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発