投打の不安を評論家指摘…侍Jは世界一を奪還できるのか

公開日: 更新日:

 ただでさえ好投手が集まるWBCでは、簡単には点が入らない。1点勝負の接戦も少なくないだろう。しかも、前回の13年大会は、強化試合で阪神相手に0-1の完封負けを喫するなど貧打に苦しみ、苦戦が続いた。いくら練習試合といっても、負ければ焦りにつながるのは間違いない。

 投手も同じ感覚ではないか。この日、木の花ドームで行われた投球練習。何人かの選手が、急仕上げでWBC仕様にしたマウンドに苦戦した。牧田(西武)は足を滑らせてバランスを崩すシーンも。武田(ソフトバンク)は、「ちょっと湿っていて硬くなかった」と話していた。練習後、侍側の要望で、あらためてWBC用に作られたマウンドに赤土が入れられた。巨人の一軍が12日まで同施設で練習していたこともあり、直前までWBC仕様にできなかったことも影響している。

 投手陣が心配しているのは、重くて滑るWBC球の操り方と、日本とは違う硬いマウンドへの対応だ。昨年のオランダ、メキシコとの強化試合で投手陣が打ち込まれたのは、準備期間がなく、硬いマウンドに対応できなかったことが大きい。

 とはいえ、短い合宿でできることは限られている。この日のブルペン投球は、練習時間の問題などもあり、60球程度に制限されていたという話もある。評論家の高橋善正氏がこう言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状