冷や飯生活のレスター岡崎 ラニエリ監督解任は吉か凶か?

公開日: 更新日:

 日本代表FW岡崎慎司(30)が所属する英プレミアリーグの昨季の優勝クラブ・レスターのラニエリ監督が現地23日、クビを切られてしまった。

 サッカー界の一大奇跡と呼ばれたプレミア制覇から9カ月。功労者が解任された。確かに今季成績は惨憺たるモノ。国内リーグ戦は今年に入って6戦連続無得点。1分けの後、ドロ沼の5連敗中で降格圏の18位と勝ち点差1の17位に低迷している。国内カップ戦は18日の5回戦で3部クラブに不覚を取り、22日の欧州CLでもスペインのセビリアに1―2で敗れている。成績不振を理由に解雇されても、致し方ない状況に置かれていた。

 そこで気になるのは、今季出場機会に恵まれていない岡崎にとって指揮官交代は吉と出るか、それとも凶と出るか、だ。

「岡崎を控えFWの2番手に冷遇していたラニエリがいなくなり、誰が新監督に就いても岡崎の出番は増えるだろうと思われがちだが、誰よりも岡崎の良さを知り尽くしているラニエリが『ゴールの予感がしない』と衰えを指摘している通り、岡崎はプレミア1部で通用しないという見方が定着しており、今回のラニエリ解任がプラスに作用することはない」(サッカーライター)

 プレミアは今季残り13試合。新監督が決まるまでシェークスピア助監督が指揮を執るといわれているが、岡崎の冷や飯生活は変わらない――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした