25年目のJリーグいよいよ開幕 六川亨氏が優勝争いを占う

公開日: 更新日:

 明治安田生命Jリーグが25日に開幕する。J1優勝レースの本命は? 対抗馬は? ズバリ予想する。

 ◇  ◇  ◇

 昨シーズンのCSで川崎F、浦和を撃破してリーグ優勝と天皇杯の2冠に輝いた鹿島が大本命と見る。オフに新潟からJ1屈指のボランチと高評価のレオ・シルバ、神戸から点取り屋のペドロ・ジュニオール、元ブラジル代表FWレアンドロ、元韓国代表GKクォン・スンテと各ポジションで即戦力を補強。00年の国内初となる3冠、07年からリーグ3連覇を達成した全盛期並みの陣容となった。

 対抗馬は、16年リーグ年間勝ち点が1位だった浦和だろう。補強の目玉は新潟から獲得したFWラファエル・シルバひとり。しかしペトロビッチ監督が「今シーズンも昨シーズン在籍選手が中心になる」と言うようにチームは円熟期を迎え、長丁場のシーズンに必要な安定感はバツグンだ。

 2強に挑むのが、昨シーズン6位の広島と予想する。広島独特の3-4-2-1システムは高い完成度を誇り、新戦力FW工藤(元柏)も期待できる。風間監督が退任してコーチ陣も総入れ替えの川崎F、主力が入れ替わったG大阪は、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)の日程にも苦しめられ、厳しい戦いを余儀なくされるだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵含むプロ注目の高校生「甲子園組」全進路が判明! 県岐阜商・横山温大は岐阜聖徳学園大へ

  2. 2

    「時代に挑んだ男」加納典明(44)玄関で“即挿れ”&即帰、次へハシゴ…「湧き出る欲望に正直なんだ」

  3. 3

    「時代に挑んだ男」加納典明(43)500人斬り伝説「いざ…という時に相手マネジャー乱入、窓から飛び降り逃走した」

  4. 4

    世界陸上で注目のイケメン応援サポーター「K」って誰だ? 織田裕二に負けず劣らずの陸上愛

  5. 5

    世界陸上復活でも「やっぱりウザい」織田裕二と今田美桜スカスカコメントの絶妙バランス

  1. 6

    星野監督の鉄拳は「戦略」だった…楽天時代の俺は分かった上であえて皆の前で怒られていた

  2. 7

    大阪万博はもはや「何も見られない」…閉幕まで25日、“駆け込み来場”で激混みの悲惨

  3. 8

    U18高校代表19人の全進路が判明!プロ志望は7人、投手3人は中大に内定、横浜高の4人は?

  4. 9

    巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる

  5. 10

    次期巨人監督へ桑田二軍監督が腕まくり! 松井秀喜氏への“つなぎ登板”は球団の思惑とも合致