開幕戦勝てず…ダルを駆り立てる“門下生”へのライバル心

公開日: 更新日:

 田中に対しては日本ハム時代から意識していたし、その気持ちが嫉妬にも似た感情に変化したのはおそらく、田中がヤンキースと年平均25億円近い7年契約を結んでからではないか。ダルはかつて「マー君のポスティングのカネとか上がってるけど、ボクのときはムリだったですから。松坂さんが手術して、黒田さんしか活躍していなかったですから」と言ったことがある。自身の年平均10億円の6年契約は、メジャー移籍のタイミングが悪かっただけと言わんばかりだ。

 大谷が163キロを連発したときには「バネはすごいけど、僕みたいに調整して細かいことができるってわけじゃない」と発言した。昨シーズン、投げて165キロ、打って22本塁打の大谷は、すでにメジャーのスカウトから「総額300億円」との声も上がっている。ダルには160キロ近い速球に加え、「細かいこともできる」という自負があるだけに大谷に負けたくないという気持ちは強い。

 今季は相手打線だけでなく、ニューヨークや北海道をにらみながらの一年になりそうだ。

▽ダルビッシュのコメント
「七回(1死)まで投げられたのは良かった。ボールがバラついて、ストライクを取るのに苦労した」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償