WBCで結果出た“1番山田” ヤクルト起用で「40-40」現実味

公開日: 更新日:

 これが実現すれば、今後の去就に影響するかもしれない。

 WBCに出場し、主に1番として結果を残したヤクルト山田哲人(24)が今季、シーズンでも1番に起用される可能性が浮上している。

 ヤクルト首脳陣の間では、キャンプ中からリードオフマンとしての構想を温めていた。

 これを実現させるためには、椎間板ヘルニアで二軍調整中の川端、15年打点王の畠山といった中軸の打者がいかに活躍できるかどうかに関わってくるものの、ヤクルトOBはこう言った。

「山田は昨年と一昨年、主に3番打者として2年連続トリプルスリーを達成した。今年もその可能性は十分にあり、3番に置くのが無難かもしれない。ただ、チーム的には山田の足をより生かしたい。ヤクルトのレギュラーで山田以外に足を使える選手が少なく、3番だと二塁が空いた状況で出塁するケースは1番よりも多くないため、盗塁の企図数自体が減る。山田であれば、1番で起用されれば40~50盗塁を稼ぐことも十分に可能。しかも1番を打つ選手に最も打席が回ってくる。相手チームへプレッシャーをかけることにもなる」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝