観戦しながらビール ハイネケンが19年ラグビー日本W杯支援
2019年ラグビーW杯日本大会の各会場で、ビールが飛ぶように売れそうだ。
同大会のワールドワイドパートナーとなったハイネケン(本社・オランダ)。日本国内で販売するキリンビールとの合弁会社ハイネケン・キリンがさる17日、大会に向けた販売戦略を発表した。
キリンビールの布施孝之社長は、「昨年、日本で飲まれたハイネケンの量は9200キロリットル。海外からの観戦者も多数来日する19年には1・5倍の販売量を目指したい」と話した。
会見に同席した大会組織委の島津昭事務総長によれば、前回15年イングランド大会で観客1人が飲んだビールの平均は3パイント(約1・7リットル)。世界のラグビーファンの間では、観戦しながらビールを飲むのが習慣になっているそうで、各会場とも試合前にはすでに盛り上がっているという。
19年大会では、40万人以上の海外からの来場者数が見込まれている。島津事務総長は、「19年にはハイネケンを増産することになるでしょう」と会場の笑いを誘った。