「迷い生じる」 虎ドラ1大山“守備たらい回し”にOB疑問符

公開日: 更新日:

 評論家の福間納氏が言う。

「戦力不足で大山の手も借りたいというならまだしも、阪神は2位をキープし、戦力は充実しつつある。内野は三塁が鳥谷、一塁は原口と中谷が争い、二遊間には上本、糸原と北條、大和がいる。外野も糸井、福留、高山がいて、俊介も虎視眈々とレギュラーを狙っている。大山は、外野だったら福留の休養日の代役くらいしか出る幕はない上、外野守備は一朝一夕でできるようになるものではない。7年目の中谷のように芽が出なかった選手にいろいろやらせるのはわかるが、大山は新人です。経験がない外野まで手を広げることで迷いや不安が生じる恐れもある。二軍で本職の三塁に固定し、鳥谷の後継者としてじっくりと大きく育てるべきでしょう」

 大山は二軍では49試合に出場、161打席で打率・232、1本塁打、14打点。ドラ1新人として少々物足りないのは、たらい回しの影響なのか……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々