甲子園で一発&全打点 西武・中村に阪神が熱視線のワケ

公開日: 更新日:

 虎将の腰も浮く。

 14日の阪神戦で、西武中村剛也(33)が八面六臂の活躍をした。初回に先制適時打を放つと、三回には14号3ラン。3打数2安打4打点とチームの全打点を叩き出し、甲子園の阪神ファンにため息をつかせた。

 その一方で、阪神の金本監督は目をギラつかせていたんじゃないか。なにせ、大好物は「右のホームランバッター」というご仁。チーム編成にも合致するとなれば、なおさらだ。

 現在の阪神は右の大砲が不在。オフにゴメスを切って獲得したキャンベルは、もともと中距離ヒッターだ。案の定、期待に応えられず、4月下旬に昇格するも21試合で1本塁打5打点、打率.191とサッパリ。今月7日に二軍落ちした。若手の中谷将大(24=7本塁打)が育ってきているが、まだまだ力不足。

 そこでこの「おかわりくん」だ。阪神は日本ハム中田翔(28)に目を付けているともっぱらだが、右の大砲という点では中村の方がはるかに上。本塁打王6回、打点王3回。満塁ホームラン通算16本に至っては日本記録だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到