W杯予選は日本に勝機あり 六川亨氏が難敵豪州の戦力分析

公開日: 更新日:

「オーストラリアの持ち味は、強靱なフィジカルを前面に押し出しながらファイトするところ。ところが最近、ボールポゼッション(支配率)を高める戦術にシフトしており、逆にオーストラリアの良さがスポイルされている。この日のドイツ戦でも、劣勢なのにボールをつなごうという意識が強過ぎ、それがスコアに反映した。オーストラリアは難敵に違いないが、フィジカル主体の戦い方とポゼッション重視の戦術が“どっちつかず”になっている現状は、日本にとってプラスと言える」

 そう言えば……と六川氏がさらに続ける。

「昨年10月、敵地でのW杯最終予選オーストラリア戦を取材。1―1のドローに終わったが、試合後の会見でオーストラリアの監督と主将が『我々は蹴るだけのサッカーではない。きちんとボールをつなぐ戦いもできるようになった』と胸を張っていた。当時から総合的にレベルアップしているとは言い難く、この傾向は日本に好材料です」

 8月の一大決戦。日本に勝機あり――なのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状