親会社は社長交代も 中日・森監督は「2年安泰」の高評価

公開日: 更新日:

■若手台頭、助っ人活躍

 森監督は「GM」としても手腕を発揮している。助っ人の成功が最たる例だ。27日、リーグトップを独走する21本塁打を放ったゲレーロをはじめ、今は米国の市民権手続きが難航しているビシエドも4番の働きを見せている。投手では格安助っ人のバルデス(4勝4敗、防御率2.14=4720万円)、ジョーダン(4勝2敗、2.50=3000万円)が活躍。いずれも森監督が“目利き”をした選手で、ほとんど外れがない。

「スカウトに関しても、落合GMが退任してから球団内の風通しが良くなったと評判。今秋のドラ1候補は中日のお膝元・浜松にあるヤマハの右腕・鈴木をマークしつつ、早実の清宮も親会社を中心に『野手で毎試合に出られるし、集客が期待できる』と評価されている。プロ入りを表明した場合は柔軟に動くでしょう。森監督の契約は2~3年で1年ごとに内容が見直されると聞いているが、若手の成長などチームが優勝を狙えるレベルに達するには時間が必要。もう一度優勝が見たいと願う白井オーナーがいる間は、しばらく指揮を執り続けるのではないか」

 とは、前出の関係者だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???