賭博問題から巨人は規律重視 “酒乱投手”山口俊はどうなる

公開日: 更新日:

 飲酒暴行疑惑が浮上している巨人山口俊(30)が19日、出場選手登録を抹消された。

 前日に発覚した前代未聞のトラブルは、都内飲食店で右手甲を負傷した山口俊が、自身30歳の誕生日でもある11日未明に目黒区内の病院へ向かったことから始まる。この時、酒に酔った状態で、扉を蹴るなどして破壊したうえ、男性警備員を負傷させたというものだ。

 日刊ゲンダイの病院関係者への取材では、その場にいた家族とおぼしき女性とともに悪態をついて暴れ、病院側が警察に通報すると、その場から逃げるように立ち去ったというから悪質だ。警察沙汰になったにもかかわらず、球団に報告することなく、およそ1週間、練習に参加。さらに懲りないことに、4日後の15日には自身の「誕生日会」なる飲み会に、何食わぬ顔で出席していたことも本紙の取材で分かっている。

 この日、川崎市のジャイアンツ球場では、遠征に帯同しなかった投手の練習と三軍の試合が行われたが、山口俊は姿を見せなかった。球団によると、練習を自粛しているという。


■ミスターは「巨人軍たるもの、ああいうことはしてはいけない」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因