レンジャーズが印象操作 ダル“駆け込みトレード”の全真相

公開日: 更新日:

 手がかかるし、首脳陣ともしっくりいっていないのであれば、プレーオフ進出が絶望的になった時点でチームに置いておく意味がない。さっさと放出すればよさそうなものだが、そうもいかない理由があったという。再び前出の関係者の話。

日本ハム大谷翔平ですよ。レンジャーズは本気で大谷を獲得したいと考えている。ダニエルズGMはわざわざ、右足首と左太ももの故障で二軍調整中の大谷を視察するために千葉の鎌ケ谷まで足を運んだほど。ケガで満足に動けない状態の大谷をGMが直々にチェックしたのはレンジャーズくらいでしょう。そこまで本腰を入れているのに、ここでダルを放出してしまったら大谷がレンジャーズに対して悪いイメージを抱きかねない。エースといえども、トレードで売り払うシビアな球団という印象をもたれたくなかったのです。まして大谷は、かつてダルが所属していた日本ハムの選手。オフには一緒にトレーニングをする間柄だといいますからね」

■オフの再契約は明言せず

 ダルは売り飛ばしたくても、大谷には嫌われたくない。そんな事情があるからこそ、ダルをすんなりと放出するわけにはいかなかったのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾