全米プロ控え調子上がらず 松山に“無冠の3位”のレッテル

公開日: 更新日:

【WGCブリヂストン招待 初日】

 全英の後遺症か。インスタートの松山英樹(25)は、出入りの激しいゴルフで1アンダー。首位に4打差、15位タイ発進となった。

 前半は13番から4連続バーディーを奪い、一時はトップに立つも、後半は別人と化し、4つのボギーでスコアを崩した。

「微妙なラウンド。もう少しいいゴルフができると思っていたが、試合となるとうまくいかない。前半はパットが良かったが、後半は良くない感じで終わった。フェアウエーにもあまりいっていない」と松山。

 7月の全英オープン最終日は首位に7打差からの追い上げが期待されながら、1番の第1打でいきなりOB。出だしのトリプルボギーでファンやスポーツマスコミだけでなく、契約スポンサーの期待をも裏切った。

 今季メジャー最終戦の全米プロ(10日開幕・ノースカロライナ州・クエイルホロークラブ)を翌週に控えての今大会は、4大メジャーに次ぐビッグトーナメントの世界ゴルフ選手権(=WGC・年間4大会)の一つ。松山は昨年10月、アジア勢としては初めてWGC(HSBCチャンピオンズ)を制し、世界ランクに加算される70ポイントを獲得。さらに今季はフェニックOP(56ポイント)やT・ウッズがホストを務めるツアー外競技のヒーローチャレンジ(46ポイント)にも優勝。6月の全米オープン2位による50ポイントなどを加え、現在は世界ランク3位につけている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘