WGCよりグリーンは高速…松山の全米プロVはパターがカギ

公開日: 更新日:

 今大会のバミューダ芝は米南部やハワイなど温暖な地域で採用されている芝で、BS招待が行われた米北部オハイオ州のベント芝とは転がりが違う。

「松山はアリゾナで行われたフェニックス・オープンで2年連続優勝を遂げている。芝質はやや異なるもののグリーンはバミューダ芝で、使用パターはピン型だった。松山にとってはバミューダ・グリーンではピン型パターの方が相性がいい。しかし、先週からの勢いでマレット型を使ってチャンスパットを何度も外せば、グリーン上で悩みだすはずです。狙ったラインに対するタッチを信じることができなくなれば勝負になりません」(前出の吉川氏)

 今大会は、全英オープンに優勝したJ・スピース(24)のキャリアグランドスラム達成がかかっているが、それより国内のファンが気になるのは松山のプレーぶりだ。初日はE・エルス、Ⅰ・ポールターと同組で日本時間10日午後8時45分にスタートする。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝