松山4連続含む7バーディーで首位T 主催者の思惑はね返す

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 協会の2015年収入によると放映権料(全米プロ、ライダーカップ、全米シニアプロ)が1億1405万ドル(約125億4550万円)、ビジネス開発部門1915万ドル(約21億650万円)、メンバー会費240万ドル(2億6400万円)、ゴルフ場運営1635万ドル(約17億9850万円)の1億6345万ドル(約179億7950万円)。つまり収入の7割近くを放映権料が占めている。

「世界中にゴルフを普及させたい全米ゴルフ協会(USGA)や全英ゴルフ協会(R&A)、さらにマスターズ委員会も露骨に米国人プロをひいきにすることはできないのですが、米国のプロゴルファー団体の主催競技ということもあって人気のある米国人プロ優先の組み合わせになったのです」(前出の吉川氏)

 松山がメジャー初優勝に近づき、思惑が外れた全米プロゴルフ協会は困っているはずだ。

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