真中監督辞任決定 後任候補に宮本慎也氏があがらない理由

公開日: 更新日:

■野村元監督の不安

「自分にも他人にも厳しい。現役時代には選手会長、主将、ベテランとしてフロントにとっては耳の痛い提言を臆することなくしてきた。球団の中には今も、扱いにくい、面倒だというイメージをもっている人がいるのは確か。真中監督が辞任したとして、今回も名前が挙がらなかったら、それが原因のひとつでしょう」(ヤクルトOB)

 そういえば、野村元監督、講演や自著でたびたびこんな懸念を吐露している。

「宮本監督を見てみたいが、彼は私と同じで処世術が下手。ゴマがすれない。おべんちゃらが言えない。今の野球界の監督人事は能力より処世術が優先される。宮本は似なくていいところまで私に似てしまった。それが宮本監督誕生を阻むのではないか、心配なんだ」

 さすがに愛弟子のことはよく分かっている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手