石川遼の弟が主催者推薦出場 外野からは“やっかみ”の声

公開日: 更新日:

【ライザップKBCオーガスタ 初日】

 米下部ツアーとの入れ替え戦に出場する石川遼(25)の弟でアマチュアの航(17)が2年連続で出場している。

 進学校の県立浦和高校3年生で卒業後にはプロを目指すという。

 イン発進の初日は前半40と崩れたが、折り返しての5番パー4でチップインイーグルを決めて35と盛り返し3オーバー97位タイ。昨年大会初日は10オーバー138位の最下位発進だっただけに少しは成長している。

「前半は浮足立って自分のプレーができず悔しかった。後半はラッキーなイーグルもあって自分のプレーができた」

 だが、外野がかまびすしい。「遼のスポンサーがライザップだから出場できた」「予選通過できる実力もないのに出場させるのはおかしい」「アマチュアで出場させるなら他に有力選手がいる」と異様に騒いでいる。もちろん主催者推薦であり、大会出場には何の瑕疵もない。ゴルフファンでも顔と名前が一致しないシード選手はゾロゾロいる。そんな無名プロより、石川遼の弟のほうがよっぽど注目されて大会に役立つと推薦したわけだ。

 アマより低く見られている現状を、プロはもっと自覚すべきなのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?