豪戦シュートで時の人 MF井手口“合宿脱走”のヤンチャ伝説

公開日: 更新日:

 2018年ロシアW杯出場を決めたアジア最終予選オーストラリア戦(8月31日)でMVP級の活躍を見せたG大阪MF井手口陽介。

 代表3試合目で大一番のスタメンに抜擢された身長171センチの21歳MFが、大柄なオーストラリア選手を相手に持ち味の「ボール奪取力」を見せつけ、終盤にはダメ押しとなる2点目をミドルで豪快に決めた。

 日本代表の世代交代の象徴的存在として知名度急上昇中。そんな井手口には、ピッチ上よりもアグレッシブな「若き日のヤンチャ坊主」のエピソードがゴマンとある。

 まずは「年代別日本代表造反事件」だ。

 G大阪ユース時代から年代別日本代表に選出され、高校2年の13年にはG大阪のトップチームに選手登録。この年の10月に開催されたU―17(17歳以下)W杯メンバーの主力として期待された。

「U―15、U―17日本代表を指揮していた吉武監督とソリがいまひとつ合わなかった。ある合宿でプレーに納得いかなかった井手口がペットボトルを蹴り上げ、これを吉武監督が厳しく戒めた。頭ごなしに説教された井手口は苛立ちを抑えることができず、宿泊先のホテルのフロントに練習着を預け、勝手に合宿から離脱した。当然だが、それから二度とU―17代表には招集されることはなかった」(放送関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは