著者のコラム一覧
武田薫スポーツライター

1950年、宮城県仙台市出身。74年に報知新聞社に入社し、野球、陸上、テニスを担当、85年からフリー。著書に「オリンピック全大会」「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか」「マラソンと日本人」など。

気になる“引退後” 伊達公子は「キング夫人」になれるか

公開日: 更新日:

 前回の「時々放談」で触れたように、日本テニス界のレジェンド、伊達公子が2度目の引退を表明した。

 直に47歳。最初の引退は26歳で、37歳だった2008年に復帰してその年の全日本選手権で優勝、翌年から世界ツアー挑戦を再開していた。

 最初のステージで世界ランク4位まで駆け上がり、シュテフィ・グラフと戦った96年ウィンブルドンの薄暮の準決勝などの伝説をつくったが、2度目のステージでも世界を驚かせる足跡を残した――史上2番目の年長ツアー優勝、39歳の全仏オープンなどでトップ10を破ったのも最年長記録。40歳で世界ランク50位を切ったのはビリー・ジーン・キング以来……。

 復帰を手助けした福井烈氏(現日本テニス協会専務理事)は、伊達をこう評したことがある。

「練習で、ファーストサーブの高い集中力を30分維持できた選手を、伊達以外に知らない」

 目標への突進力はケタ外れで、引退中にロンドンマラソンに挑戦し、いきなり3時間27分40秒。復帰のきっかけは08年にマルチナ・ナブラチロワ、グラフを招いたエキシビションだったが、その半年前、東京・青山のジムでカメラマンが目撃した練習光景も語り草だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ

  2. 2

    「佐々木朗希を殺す気なのか」 ロッテが頭を抱えた泥沼交渉劇の舞台裏

  3. 3

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  4. 4

    活動終了「嵐」メンバー「消える人」と「生き残る人」…“一番先行きが厳しい”のは?

  5. 5

    比大統領との国賓晩餐会で高市首相“謎テンション”…またまた動画で恥さらし批判殺到→大炎上!

  1. 6

    これが日本の「中流」サラリーマン転落の軌跡 年金の「繰り上げ受給」を選ぶのは、お金と仕事がない人

  2. 7

    嵐が去った後に340万人のファンが向かう先…Snow Man、M!LKに次いで有力“不祥事グループ”「ACEes」に募る不安

  3. 8

    案の定ナフサは不足…それでも楽観論ふりまく赤沢経産相がついに「報道介入」の異常事態

  4. 9

    りくりゅう人気で評価爆上がり 木原龍一の元パートナー高橋成美が秘めるポテンシャル

  5. 10

    【スクープ第5弾!】北海道自民12陣営にも衆院選での違法「広告動画」疑惑が発覚