DeNA まさかの東克樹“一本釣り”に身内のスカウトも仰天

公開日: 更新日:

 DeNAの1巡目指名選手の名前が読み上げられた瞬間、会場がざわついた。直後、テレビ画面に映ったのは、ラミレス監督のしたり顔。大学ナンバーワン左腕と評価される東克樹(21=立命館大)を一本釣りで獲得したからだ。

 前日までDeNAが1位候補に挙げていたのは清宮、田嶋、安田。スポーツ紙の当日予想でも清宮と田嶋で割れていた。どちらも重複が濃厚で、ラミレス監督はくじを引く気マンマンだっただけに、この一本釣りには周囲も度肝を抜かれた。

 しかし、ビックリしたのは、指名を見守るスカウトも同じだった。DeNAのあるスカウトがこう言って目を丸くするのだ。

「東は確かに上位候補でリストアップはしていた。でも、まさか1位でいくとは……。誰を指名するかというのを、僕らは本当に知らされていないので、“ホンマにいったんや”と思ってびっくりしました」

 別のスカウトも「(高田)GMが全部決めている。僕らは選手を推すだけで、誰を指名するかは知らされない」と話す。これはクジ引き役に任命されたラミレス監督も例外ではなく、スカウティングには全く関与していないというのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性