広がる松山との差…18番で魅せたケプカの“異次元ゴルフ”

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【ダンロップフェニックス】

 初日から首位キープのブルックス・ケプカ(27)が、2位に9打差をつける通算20アンダーで楽々逃げ切り、史上5人目の大会連覇を果たした。

 今年の全米オープンで初メジャータイトルを手にしたケプカは、ただひとり4日間とも60台で回る圧巻ゴルフだった。

 最終18番パー5(560ヤード)では、ドライバーで300ヤード以上飛ばすと、残り220ヤードの2打目は4番アイアンでグリーン奥の傾斜を利用してピンそば50センチにつけるスーパーショットを放ち、イーグル締めだった。

 同組のX・シャウフェレ(24)も18番で長いイーグルパットを決めて2位タイに潜り込むと、テレビ解説の日本ゴルフツアー機構・青木功会長が「こういう魅せるゴルフをしなきゃ、お客さんも来ませんよ」とつい本音が飛び出た。

 青木会長が日本男子ツアーの問題点を一番よく分かっているわけだ。

「ケプカのプレーは、米ツアーでは普通の光景です」と評論家の宮崎紘一氏が言う。

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