広がる松山との差…18番で魅せたケプカの“異次元ゴルフ”

公開日: 更新日:

【ダンロップフェニックス】

 初日から首位キープのブルックス・ケプカ(27)が、2位に9打差をつける通算20アンダーで楽々逃げ切り、史上5人目の大会連覇を果たした。

 今年の全米オープンで初メジャータイトルを手にしたケプカは、ただひとり4日間とも60台で回る圧巻ゴルフだった。

 最終18番パー5(560ヤード)では、ドライバーで300ヤード以上飛ばすと、残り220ヤードの2打目は4番アイアンでグリーン奥の傾斜を利用してピンそば50センチにつけるスーパーショットを放ち、イーグル締めだった。

 同組のX・シャウフェレ(24)も18番で長いイーグルパットを決めて2位タイに潜り込むと、テレビ解説の日本ゴルフツアー機構・青木功会長が「こういう魅せるゴルフをしなきゃ、お客さんも来ませんよ」とつい本音が飛び出た。

 青木会長が日本男子ツアーの問題点を一番よく分かっているわけだ。

「ケプカのプレーは、米ツアーでは普通の光景です」と評論家の宮崎紘一氏が言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋