著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

久保裕也<6>ロシアで戦うためには連係面の熟成が不可欠

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 ロシアW杯の抽選会の結果、日本代表は1次リーグH組に入ってコロンビア、セネガル、ポーランドと対戦する。「W杯は一発勝負。どんなサッカーをやっても、どことやっても勝てる可能性はあると思う」と前向きに話していた日本代表FW久保裕也は、2016年1月のリオ五輪アジア最終予選(カタール)を制した自身の経験から「短期決戦を勝つために一番大事なのはコンディションです」と語気を強める。

 リオ五輪代表時代の久保は、海外組であるため国内合宿や強化試合にはほとんど参加できず、1次予選や最終予選の前にチームに合流するスタイルを強いられた。

「16年1月の五輪最終予選も1カ月間、コンディションが凄く良くて結果(6試合3得点)も残せました。A代表の今年3月の2連戦(2得点3アシスト)もフィットしていた。結果が出ている時は状態のいい時」とコンディションの重要性を実感している。

 日本代表のハリルホジッチ監督も、コンディションの重要性を常日頃から強調。堅守速攻型のスタイルは相当な運動量と献身性が求められる。

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