27球団が動いた二刀流 エンゼルス大谷翔平を“丸裸”にする

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 このオフ、メジャーの移籍市場を最も賑わせたのは、計27球団が獲得に乗り出し、最終的にエンゼルスを選んだ大谷翔平(23)だ。エ軍のエプラーGMは先発とDHでの起用を明言しており、投打の二刀流選手がメジャーでどれくらいやれるか、米国でも話題になっている。旬の男を裸にする――。

■両親

 身長193センチ、体重97キロという大谷の日本人離れした恵まれた体格は、両親から譲り受けた。

 父・徹さん(55)の身長は182センチ。強肩の外野手として社会人野球でプレーした。中学時代はエース兼4番打者。地元・北上市内の県立黒沢尻工業高校に進学し、甲子園を目指した。1年時に岩手県大会決勝まで進んだものの、2、3年時は初戦敗退。卒業後に進んだ三菱重工横浜では1年目に自慢の肩を壊してしまい、24歳で社会人野球を引退した。

 身長170センチの母・加代子さん(54)は、バドミントン選手として活躍。中学時代には神奈川県代表として全国大会に進出して、団体女子の部で準優勝した。高校はインターハイの常連だった県立横浜立野高校に進学。クラブチームのあった三菱重工横浜に就職し、そこで徹さんと出会った。

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