27球団が動いた二刀流 エンゼルス大谷翔平を“丸裸”にする

公開日: 更新日:

教育方針と食

 高校から即メジャーに挑戦すると公言したかと思えば、プロ野球界では前代未聞の投打の二刀流に関してもサラリと「やってみたい」。パイオニア精神は「人と同じことをしても、人と同じようにしかならない」という父・徹さんの影響が大きい。

「自分の進路は自分で決めなさい。やりたいことがあったのに、やれなかったというのはよくない」という教えもかたくなに守っている。都会の野球名門校ではなく地元の花巻東を選んだのも、今回、老舗人気球団で常勝を義務付けられたヤンキースでもドジャースでもなくエンゼルスを選んだのも、大谷なりの考えがあってのことだ。

 食べ物の好き嫌いはほとんどないが、食は細かった。中学時代は茶碗1杯のご飯で十分。1日にどんぶり飯10杯分がノルマだった花巻東時代は特に苦労したようだ。仕出し屋の弁当を何個も食べられず、かといって捨てることもできず、机にしまい込んだままカビが生えたなんてこともあった。しかし、プロ入り後は、バランスの取れた食事と筋トレで「脱いだらスゴい体」(日本ハム関係者)に変貌した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  2. 2

    小泉進次郎氏「コメ大臣」就任で露呈…妻・滝川クリステルの致命的な“同性ウケ”の悪さ

  3. 3

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  4. 4

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  5. 5

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  1. 6

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  2. 7

    関西の無名大学が快進撃! 10年で「定員390人→1400人超」と規模拡大のワケ

  3. 8

    相撲は横綱だけにあらず…次期大関はアラサー三役陣「霧・栄・若」か、若手有望株「青・桜」か?

  4. 9

    「進次郎構文」コメ担当大臣就任で早くも炸裂…農水省職員「君は改革派? 保守派?」と聞かれ困惑

  5. 10

    “虫の王国”夢洲の生態系を大阪万博が破壊した…蚊に似たユスリカ大量発生の理由