“同志”とのつながり維持でも 貴乃花一派はもう風前の灯火

公開日: 更新日:

 宗像氏はそんな2人をサポート。外部理事時代、元顧問が500万円の裏金をわしづかみにしてバッグにしまう動画がネットにアップされながら、「返したから問題ない」と結論付けたのは記憶に新しい。理事会では元顧問を擁護する発言を連発し、元顧問が協会から受け取った750万円のボーナスの正当性も盛んに訴えたという。

「前回の理事長選ではこんなこともあった。投票権は親方である内部理事10人にのみ与えられている。定款で決まっていることです。にもかかわらず宗像さんは理事会で外部理事に投票権がないのはおかしいと訴えた。貴乃花親方も追従、目上の出席者を恫喝するような強い口調だったといいます。貴乃花親方と宗像さんは八角体制を快く思っていない。それで宗像さんは外部理事の自分にも投票権があると主張したのでしょう」(前出の親方)

 今回の事件ではテレビのワイドショーに出演して現執行部を批判、あくまで中立の立場と強調しながら、しかし、結果として貴乃花親方を利する発言を繰り返した。

選挙では十数票がやっとか

 神山現監事もバリバリの「同志」だ。別の親方がこう言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    横浜高では「100試合に1回」のプレーまで練習させてきた。たとえば…

  3. 3

    健大高崎158キロ右腕・石垣元気にスカウトはヤキモキ「無理して故障が一番怖い」

  4. 4

    中居正広氏「秘匿情報流出」への疑念と“ヤリモク飲み会”のおごり…通知書を巡りAさんと衝突か

  5. 5

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  1. 6

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  2. 7

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  3. 8

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 9

    あいみょんもタトゥー発覚で炎上中、元欅坂46の長濱ねるも…日本人が受け入れられない理由

  5. 10

    あいみょん「タモリ倶楽部」“ラブホ特集”に登場の衝撃 飾らない本音に男性メロメロ!