序盤から苦戦し…錦織圭5カ月ぶり復帰戦は“自滅”の敗北

公開日: 更新日:

 今季初戦で不安を残した。

 右手首の故障で長期離脱を強いられた男子テニス世界ランキング24位の錦織圭(28)が23日(日本時間24日)、ATPツアー下部大会の「ニューポートビーチ・チャレンジャー」で復帰。1回戦で同238位のデニス・ノビコフ(24=米国)と対戦。セットカウント1―2で敗れた。

 5カ月間、コートから遠ざかっていただけに、実戦感覚が鈍ったのだろう。錦織は立ち上がりから苦戦した。第1セットは193センチと長身から繰り出す相手のショットにもてこずり、リターンが決まらない。

 第1ゲームは連続ポイントを奪われ、最後は錦織のショットが外れて、相手に先取された。第4ゲームは痛恨のダブルフォルトもあって、先にブレークされてリードを広げられた。その後は互いに譲らず、3―5で迎えた第9ゲームでは連続でサービスエースを決められて、このセットを落とした。

 第2セットは第4ゲームでブレークすると、その後は3ゲームを連取。5―3で迎えた第9ゲームは15―40と追い込まれながらも、得意のラリーで粘りを発揮し、2セット目を制した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性