アルペン回転女王シフリンは料理も得意 レシピ本も出版

公開日: 更新日:

 アルペンスキーの絶対王者だ。

 2014年ソチ五輪回転金メダリストは昨季、初めてW杯で総合優勝すると、今季も回転で5連勝をマークするなど、好調をキープ。「男子に負けない滑り」をモットーに2大会連続の頂点を目指している。

 膝の故障に悩まされる選手が多い中、これまでパフォーマンスに影響するほどの故障とは無縁。日頃から徹底して節制に努めており、練習の合間には疲労回復のため、昼寝を欠かさず、通常は午後9時に就寝する。栄養に関する知識も豊富で、日頃は自炊してバランスの取れた食事を心掛けている。自身のレシピをまとめた料理本を出したこともある。

 現状では技術系種目(回転、大回転)を得意とするが、高速系種目(滑降、スーパー大回転)、複合も合わせた全5種目制覇を目標に掲げている。W杯最多勝(78)記録を持つリンゼイ・ボン(33=米国)に代わってアルペンの女王に君臨する日は近そうだ。

【連載】平昌五輪で見られる世界の美女アスリート

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」