女子SP世界記録 クールなザギトワが見せたガッツポーズ

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「あまり感情は表に出さない」

 15歳の女王候補は苦笑いでこう言った。21日の女子ショートプログラム(SP)で世界歴代最高の82.92点を叩き出したザギトワ(OAR)。SP上位3人が並んだ記者会見で、「はしゃいだり跳びはねて喜んだりしないのか」という質問が飛ぶと、冒頭のように答え、「自分の性格だから」と続けた。

 日本でいえば中学3年生。クラブの先輩であるメドべージェワに比べると、大人の情感や表現力に欠ける部分もある。それを埋めるため、ジャンプの構成に工夫を凝らした。基礎点が1.1倍になる演技後半にすべてのジャンプを詰め込み、2連続3回転のコンビネーションジャンプの中に最高難度であるルッツを入れた。この露骨なプログラムは「後半に点を稼ぐために前半に時間を稼いでいる」と批判されたが、それをはねのけ、トップに立った。

 クールビューティーが見せた写真の小さなガッツポーズがすべてを物語っている。

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