伊調は引退危機 パワハラ告発された名将・栄和人氏の正体

公開日: 更新日:

 レスリング日本代表は今後「700日合宿」を行い、選手のさらなる強化を図るが、早くも空中分解を懸念する関係者は少なくない。

「男女代表を統括する強化本部長でありながら、栄さんはいまだに女子に肩入れしている。男子はフリー、グレコとも軽量級こそメダル獲得が見込めるものの、現状では中、重量級の表彰台は厳しい。メダル量産が計算できる女子の強化に尽力した方が得策と考えているのでしょう。実際、男子の両スタイルはフリー、グレコの担当コーチに丸投げしている。代表合宿中に行われた、国際大会出場選手を決めるスパーリングに顔を出さず、担当コーチがメールで送った結果をもとに代表を決めたこともあったといいます。『女子だけではなく、もっと男も見て欲しい』とこぼす男子コーチもいます」(前出の関係者)

■伊調は「腹をくくれない」

 伊調はこの日、所属するALSOKを通じて「告発状については一切関わっておりません」とコメントし、「しかるべき機関から正式に問い合わせがあった場合は、ご説明することも検討したいと思っています。(中略)私、伊調馨はレスリングに携わる者として、レスリング競技の普及発展を常に考えております」と言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"