著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

エンゼルス大谷は要注意 死球に牙をむく5人の“武闘派”打者

公開日: 更新日:

■ジョシュ・ドナルドソン(ブルージェイズ)
 口汚くののしって挑発するタイプ。ゴロツキ言葉を連発するのが特徴で、一昨年、エンゼルスの投手コーチと揉めた際、「Suck my cock!(直訳すると、俺のチ○ポコをくわえろ!)」と毒づいて、審判から即、退場処分を受けた。

■ヤシエル・プイグ(ドジャース
 感情をコントロールできないメジャーきってのヒール。場所と状況をわきまえずに怒り出す傾向があり、死球に怒るだけでなく、ファーストゴロを打った後、ベースカバーに入った投手にケンカを売ることも。3年前には実の妹と口論になりボコボコにして警察に逮捕された前科もある。

■マニー・マチャド(オリオールズ
 死球を受けると、いきなり高速でマウンドに突進し、相手の顔面目掛けてパンチを叩き込んでくる。ただパンチは大振りで命中率が低い。

 この他に、2012年に三冠王になったミゲル・カブレラ(タイガース)も死球を受けると激高するタイプだが、体重オーバーでマウンドに突進できないため、投手ではなく捕手をボコボコにする。昨年8月のヤンキース戦でトミー・ケインリーに危険球を投げられたときは、捕手のオースティン・ロマインをボコボコにして憂さを晴らした。投手に直接危害を加える恐れはないので、大谷はカブレラに関しては神経質にならなくてもよさそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に