運気下り坂 ハリル・チルドレン3人衆が代表に及ぼす悪影響

公開日: 更新日:

 電撃解任されたハリルホジッチ前監督には、代表常連組の中でも大のお気に入りの「ハリル・チルドレン」がいた。

 その選手たちが今、所属クラブで苦境に立たされている。まずは仏1部メスに所属しているGK川島永嗣(35)である。6日のホーム戦を1―2で落とし、今季2試合を残して3年ぶりの2部降格が決定してしまった。この試合でメスのシュートは8本。相手チームは17本。今季リーグの大半の試合で劣勢を強いられ、シュートを山ほど打たれながらも好セーブを連発。孤軍奮闘してきた川島だったが、それでも2部降格を回避することはできなかった。

 英プレミア・サウサンプトンでプレーするCB吉田麻也(29)は、5日のエバートン戦で大チョンボをやらかした。後半40分に2度目の警告を受けて退場。チームは終了間際の失点で1―1のドロー決着。CBがひとり減ったことで守り切れず、勝ち点3を失った格好だ。

 17位のサウサンプトンは日本時間9日早朝、同勝ち点33ながら降格圏内の18位スウォンジーと対戦する。残留をかけた大一番に吉田はベンチにさえ入れず、地元メディアからも非難ごうごう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    「立花一派」の一網打尽が司法の意志…広がる捜査の手に内部情報漏した兵庫県議2人も戦々恐々

  3. 3

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  4. 4

    「ロイヤルファミリー」視聴率回復は《目黒蓮効果》説に異論も…ハリウッドデビューする“めめ”に足りないもの

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  2. 7

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 8

    元プロ野球投手の一場靖弘さん 裏金問題ドン底を経ての今

  4. 9

    米中が手を組み日本は「蚊帳の外」…切れ始めた「高市女性初首相」の賞味期限

  5. 10

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層