3バック採用も逆風 香川真司に「W杯メンバー外」の危機

公開日: 更新日:

 西野監督率いる日本代表は27日で千葉県内での合宿を切り上げ、28日と29日は横浜市内の練習場でトレーニングメニューを消化。30日に壮行試合ガーナ戦(横浜・日産スタジアム)を迎える。

 そして31日午後4時に「W杯本大会メンバー23人」の記者発表が行われる。合宿メンバー26人から「3人」が外れるワケだが、ここ8年エースナンバーの背番号10を背負ってきたMF香川が「当落線上」ともっぱら。

 元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏が言う。

「21日にスタートした千葉合宿で香川の存在感は希薄でした。2月から3カ月、公式戦に出場できなかったが、その原因となった右足首痛が完治していないのでしょう。合宿ではプレーに精彩を欠き、持ち前の鋭いドリブル突破、アイデア豊富なパス交換も見られず、シュートではゴールの枠を外すこともしばしば。

 2年前の11月11日のテストマッチ・オマーン戦、同15日のW杯予選サウジアラビア戦のために茨城で合宿が行われたが、その時期の香川の印象は『1対1で相手を抜くのは難しいが、2対2や3対3ではパスのコンビネーションなどで突破できる』というもの。しかし今回の合宿では『パスのコンビネーションを使ってもモタつく』シーンが少なくなかった。代表での香川のプライオリティーは、かなり低いと言わざるを得ません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"