スイスに0-2と完敗…西野ジャパン攻守ダメダメ戦術総破綻

公開日: 更新日:

■本田と川島は評価ガタ落ち

 スイス戦でプラス査定の選手は皆無だが、評価をガタ落ちさせた選手が2人いる。まずは「自分の(いるべき)家」と豪語したトップ下で気の利いたプレーを一度もできなかった本田である。

 味方へのパスが相手の足元に入ったり、ボールをキープしようとして簡単に倒されたり、たまにサイドからクロスを上げても味方とはタイミングさえも合わない……。

 唯一の見せ場だった前半38分のシュート場面では、右サイドからのこぼれ球を相手ゴールほぼ正面で待ち構えて得意の左足を振り抜いたが、力のないボールがGKの正面に飛んでいった。

 最年長35歳のGK川島永嗣も不甲斐ないプレーに終始した。後半29分、味方に投げ入れたボールを相手FWにカットされ、そのまま無人のゴール目掛けてシュートを打たれて大慌て。右ポストに激突し、スタンドから失笑が漏れる始末である。

「パンチングの場面に出遅れ、あわや失点という場面もあったが、昨年のW杯アジア最終予選のころから、川島のパフォーマンスは落ちている。右ポストに激突した後の照れ笑いにも落胆した。自分にも他人にも厳しい川島は、一体どこにいってしまったのか? 思い切って第2GKの東口を登用し、チーム全体に活を入れるべきでは?」とは元日本代表主将のGK田口光久氏である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動