坂本欠場で借金完済失敗…巨人がドラフトで遊撃の後釜探し

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 巨人坂本勇人(29)が今季初めてスタメンから外れた。

 24日のヤクルト戦の試合前練習に姿を見せなかった。ベンチ入りメンバーに名前は連ねたものの、ベンチ内に姿はなかった。コンディション不良とみられる。

 打率.340でリーグトップ。出塁率.424(同3位)、長打率.517(同7位)、48打点(同2位)はトップのバレンティンと3点差。交流戦明けの2試合は坂本勇の活躍で連勝したが、欠場した途端に敗れ、巨人は借金の完済に失敗した。

 坂本勇は高卒2年目の19歳で遊撃のレギュラーを掴み11年目。これまで大きな故障、長期間の離脱がないことが自慢だった。それが、最近は足に痛みや違和感が出ることがある。今季は春先から下半身のコンディション不良のため、試合終盤での交代が続いた。5月30日の日本ハム戦でも、一塁に走り込んだ際に左太もも裏に違和感を感じて途中交代。もともと腰痛持ちでもある。

 だからだろう。巨人の遊撃は“聖域”だったが、今秋のドラフトで「後釜」を探すというのだ。

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