世界バドで初の金も…桃田賢斗はライバル勢から“丸裸”に

公開日: 更新日:

 リオ五輪前よりも確実にレベルアップした桃田は世界のライバルから徹底的にマークされるからだ。2020年東京五輪でのメダル獲得を目指す各国の強豪は「打倒桃田」を掲げ、今後の国際大会では専属のスコアラーを派遣し、試合映像とともに戦術、プレーの癖などを、それこそ血眼になって分析するのは必至だ。

 もちろん、日本代表のスタッフも相手の分析に余念がないとはいえ、東京五輪までに各国のライバル陣営から桃田は丸裸にされかねないのだ。

 桃田も当然、自覚しているのだろう。「次に対戦したら研究される。もっとレベルアップしたい」と話したが、相手を上回るプレーを展開しない限り、ライバルに足をすくわれる可能性もある。

 女子ダブルスは初出場の永原和可那、松本麻佑(ともに22)組が前回準優勝の福島由紀(25)、広田彩花(24)組との同門対決を制して、日本勢で41年ぶりの世界一に上り詰めた。男子ダブルスの園田啓悟、嘉村健士(ともに28)組が中国ペアに0―2で敗れ、銀メダルに終わった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 3

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  1. 6

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 7

    小野田紀美経済安保相の地元を週刊新潮が嗅ぎ回ったのは至極当然のこと

  3. 8

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 9

    「しんぶん赤旗」と橋下徹氏がタッグを組んだ“維新叩き”に自民党が喜ぶ構図

  5. 10

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み