二軍で“塩漬け”の巨人ゲレーロ 古巣中日勢に漏らした本音

公開日: 更新日:

■二軍では話し相手がほとんどいない

 巨人の練習が終了し、選手が引き揚げた後もグラウンドに残り、しばらく中日関係者と旧交を温めていた。ゲレーロと会話を交わした中日のある選手がこう明かす。

「『(同じ助っ人の)マギーが挨拶してくれない』ってグチをこぼしていましたよ。由伸監督に何かやったんでしたっけ? 面談を拒否? だからですね。マギーってマジメなんでしょ? ボスへの『造反行為』が許せないんじゃないですか。ゲレーロはキューバ系だし、ウチは中南米系が多いから、残っていれば寂しい思いはしなかったはず。今さらですけど」

 別の選手は「あいつ、愛に飢えているみたい。誰も話してくれない、ってウチの選手に嘆いて回ってますから」と言った。

 巨人の二軍関係者によれば、2カ月以上在籍している二軍では、話し相手がほとんどいないという。

 この日の試合は、巨人が4点を追う九回に一挙5点を奪い、サヨナラ勝ち。最後に決めたのは、そのマギーだった。

「息切れしてすみません。巨人2年目で自分の記憶ではサヨナラ打は初めて。素晴らしい雰囲気、素晴らしい気持ち」と喜んだものの、21日のDeNA戦以降、ゲレーロが一軍昇格すれば、新たな火種になりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  2. 2

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  3. 3

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    巨人・阿部監督に心境の変化「岡本和真とまた来季」…主砲のメジャー挑戦可否がチーム内外で注目集める

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった

  3. 8

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  4. 9

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」

  5. 10

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃