盛り上がる女子と正反対 男子ツアーに若手新星なぜ出ない

公開日: 更新日:

 もちろん男子ツアーも主催者推薦でアマチュアの出場を認めている。

「男子の場合、ずばぬけたスーパールーキーがいないというのは事実です」と、ツアー関係者がこう続ける。

「男子プロの中にもジュニアにもっと試合に出場させて経験を積ませてあげたいという声はあります。主催者も話題があり、出場資格のない選手を推薦したいのですが、そんな旬のアマチュアが見当たらない。強いて言えば、昨年の日本オープン2位だった東北福祉大の金谷拓実ぐらいでしょうが、一般への知名度でいえばいまひとつです。もっとも男女ではゴルフの成熟度が違い、男子のフィールドでアマチュアが活躍するのは難しいのが現状です」

 米国はJ・スピース(25)、J・トーマス(25)、J・ラーム(23)ら若手がツアー人気を牽引している。日本男子ツアーが不人気なのも力のある若手プロ不在と大いに関係あるはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋