森保J初戦で注目 欧州若手実力派3人衆起用の“処方箋”

公開日: 更新日:

「たとえば、南野は欧州ELに10試合以上出場するなど世界の第一線でプレー。3人ともドイツなどへの移籍が時間の問題の選手だし、それなりに実績のある外国人監督の下でプレーしているので、森保監督がいくらJリーグを3回制覇したといっても『しょせんはJリーグ。世界を知らないでしょ』と上から目線で見下されてしまう可能性があります」

 思い起こせば1998年仏W杯最終予選中に当時の加茂周監督が解任され、41歳の岡田コーチが監督に昇格したが、この時に岡田監督は「実績もカリスマ性もないので選手にバカにされる」と危機感を覚えた。そこで岡田監督は「コーチ時代の兄貴分的な立場から<上司と部下の関係>になって威厳を保ち、徹底的に戦術面を勉強して理論武装。選手にナメられないようにした」(前出の関係者)。

 このことを森保監督は直接、岡田氏から事細かくレクチャーされ、ソックリ岡田氏の手法を真似することにしたともっぱら。日本人監督も気苦労が多いのである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー