観客動員2%減で球団懸念…阪神・金本監督の“冷たい首筋”

公開日: 更新日:

 14日にセ・パ両リーグが発表した12球団の観客動員(13日現在)。阪神は1試合平均が4万1502人で12球団トップに立った。

 球団はホクホクかと思いきや、一部には懸念の声がある。ライバル5球団が揃って数字を増やす中で、阪神だけは前年比でマイナス2・1%、1試合平均で約900人減っているからだ。

 近畿地方を襲った地震や豪雨の影響もあるにせよ、今季は優勝争いから早々に離脱。ヤクルト巨人などとAクラス争いをしているものの、球団は14日のヤクルト戦に敗れるなど、甲子園で19勝32敗1分けと大きく負け越していることを問題視しているという。

 本拠地で勝たないことには客足の伸びは期待できない。甲子園では残り9試合。Aクラス争いから離脱すれば、さらなる観客減を招きかねない。

 ファン離れが顕著になれば、金本政権へ大きな逆風が吹くだろう。

「親会社は金本監督に集客面も期待している。就任1年目の16年は291万人、2年目の17年は7年ぶりに300万人の大台を突破したが、成績低迷と育成の停滞、そして唯一の“取りえ”だった観客動員力にまで陰りを見せるようなら、いよいよ金本監督の存在価値はなくなります」(マスコミ関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  5. 10

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    帝釈天から始まる「TOKYOタクシー」は「男はつらいよ」ファンが歩んだ歴史をかみしめる作品

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  5. 5

    立川志らく、山里亮太、杉村太蔵が…テレビが高市首相をこぞってヨイショするイヤ~な時代

  1. 6

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  2. 7

    森七菜の出演作にハズレなし! 岡山天音「ひらやすみ」で《ダサめの美大生》好演&評価爆上がり

  3. 8

    小池都知事が定例会見で“都税収奪”にブチ切れた! 高市官邸とのバトル激化必至

  4. 9

    西武の生え抜き源田&外崎が崖っぷち…FA補強連発で「出番減少は避けられない」の見立て

  5. 10

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ