著者のコラム一覧
安倍昌彦スポーツライター

1955年、宮城県生まれ。早大卒。アマ時代に捕手としてプレーした経験を生かし、ドラフト候補のボールを実際に受けて取材するスタイルを確立。通称「流しのブルペン捕手」。自身が責任編集を務める雑誌「野球人」を始め、著書、寄稿は多数。

松本航(投手・日体大)低めにグッと伸びる速球が真骨頂

公開日: 更新日:

 リーグ戦でも、「松本の低めは高さが分からない」という他大学の打者たちの声をよく聞く。低めに伸びる速球は、アマよりプロのほうが「ストライク」になる。そこも、この投手の大きなアドバンテージであろう。

 唯一気になるのが「角度」。腕が長く長身から投げ下ろす投手は、調子がいまひとつでも、角度でなんとかしのげる有利性があるが、松本はその点がどうか。今のうちに、「制球と緩急」に一層の磨きをかけたい。

▽96年11月28日、兵庫県生まれ。兵庫・明石商出身。176センチ、82キロ。右投げ右打ち。

【連載】2018年ドラ1候補を現場で採点

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