LPGAのツアー改革 トラブルの“元凶”は小林会長の説明不足

公開日: 更新日:

 ところが責任を果たさず強引に、「放映権をよこせ」「放映権はLPGAのモノ」と性急だから、主催者が反発して混乱するのも当然だ。

 今回のトラブルでは、小林会長は女子ツアーの試合数減のリスクまで冒しており、女子プロばかりでなく、大会を楽しんでいるゴルフファンに対する裏切り行為ともいえる。

■相談や連絡は一切なし

 “強引さ”でいえば、LPGAは主催者とのミーティングから、それまで出席していた広告代理店や大会運営スタッフを締め出した。突然、「コンプライアンス上、問題がある」という理由からだ。

「これにビックリしたのは、むしろ主催者企業の担当者です。担当部署に異動して数年という人もいる。これまでの経緯や、そもそも代理店任せだったので内情を全く知らないという人もいる。要するにツアー内情に詳しい広告代理店や運営スタッフが同席したら、LPGAがもくろむ放映権や施設管理権の一括管理の正当性をうまく説明できずに、やりづらい。だから追い出したのでしょう」(関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景