突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

公開日: 更新日:

「部屋で暴力事件のあった春日野親方(元関脇栃乃和歌)に理事の資格はないと指摘したばかりか、理事候補選の選挙方法にも問題がある、記名式の投票は公益財団法人としていかがなものかと主張していると聞きました」とは、さる内閣府の関係者だ。

「だとすれば、言い掛かりも甚だしい」と、さるベテラン親方がこう言った。

「前回の理事候補選は理事にふさわしいと思う親方の名前を記入する方式で行われた。貴乃花はおそらく、筆跡で誰がどの親方に投票したのか分かってしまう、自分の名前を書いて執行部に目を付けられるのが嫌で票が集まらなかったと言いたかったのでしょう。貴乃花にしてみれば選挙で『隠れ貴乃花』の中から裏切り者をあぶり出すもくろみもあったものの、フタを開けてみれば自身の票も含めて獲得したのはたったの2票。ほとんど全員に裏切られていたわけで、その腹いせさ。春日野批判にいたっては、どのクチが言うかと言いたくなる。貴斗志裁判の裁判記録には、貴乃花自身が付け人を殴ったと書かれている。のちに貴公俊が付け人を殴ったことが明るみに出て告発状を取り下げたものの、自分のことは棚に上げた完全なイチャモンですよ」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々