FA丸は残留が本音か “契約年数”上積みなら広島に勝機あり

公開日: 更新日:

「他球団の評価を聞いてみたい」とFA権を行使した広島丸佳浩(29)の争奪戦がいよいよ幕を開ける。

 昨季はセ・リーグMVP。今季は打率.306、39本塁打、97打点でリーグ3連覇の原動力となった。2年連続MVPが有力視される大物には、巨人ロッテが獲得に名乗りを上げている。

 交渉解禁日の15日に丸の代理人に連絡を入れたという巨人が用意するのは、5年総額30億~35億円の史上最大級の条件。丸の出身地・千葉ロッテは、4年20億円に将来的な幹部候補として監督手形を用意するという。

 一方の広島は宣言残留を認めるとしている。過去に認める方針を出したのは、黒田、今季限りで引退した新井、大竹(現巨人)の3人しかいない。今季の年俸2億1000万円から、出来高払いを含む4年総額17億円を提示していると伝えられる。ただし、球団は「あとは待つだけ」とマネーゲームには参戦しない方針を示している。

■広島は「3年提示」か

 金銭面だけを比べれば、札束攻勢をかける巨人が圧倒的に有利。広島の球団内には「35億か……」と諦めムードが漂う。もちろん「カネ」は大事な要素に違いない。が、丸には重視するものが他にあるという。広島の放送局関係者がこう明かす。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後